残業代は『時間外労働時間 × 1時間あたりの基礎賃金 × 割増率』の計算式で算出しますが、
「みなし残業制(固定残業制)」「変形労働時間制(シフト制)」「裁量労働制」など、労働の仕方や深夜残業の有無、休日労働の有無、時間帯によって変わる割増率で変動してきます。
就業規則で決められた『法定労働時間』を超えて働いた場合、
『残業代(割増賃金)を支払わなければならない』と労働基準法で決められており、本来は1分単位で残業代は計算されるのが望ましいです。
また、【1時間あたりの基礎賃金】には、
役職手当や資格手当は含むものの、家族手当や通勤手当、住宅手当・賞与・子女教育手当は含めないとされています。
残業代請求には、
- 働いた時間がわかるもの(タイムカードやメールの履歴など)
- 雇用契約書・労務規約書
- 給与明細
などの証拠も必要になってきますので、きちんと保管しておきましょう。
「残業代が少ないのでは?」と不満をお持ちの方は、首都圏青年ユニオン連合会に一度ご相談ください。