令和２年3月16 日に開催いたしました社会福祉法人千歳会との団体交渉において、社会福祉法人千歳会より首都圏青年ユニオン連合会に対して、正式な回答がありましたので交渉内容の概略をご周知いたします。
（１） 全ての場面で千歳会として各労働組合に対し中立的立場を保持し、その団体権を平等に承認、尊重すべきであることから、千歳会労働組合との団体交渉に首都圏青年ユニオン連合会も同席させることを強く求めます。
議題（１）に対する回答
千歳会労働組合との間で、まだ協議が出来ておりませんので、千歳会労働組合の回答をお
待ちください。
（２） 賃金改定要求
ア. 千歳会の発展を考えると、今後キャリア層の獲得が必要である事から介護福祉手当のベースアップを求める。
イ. 複数の資格保持者への処遇手当を求める
ウ. 人事評価制度の改定
議題（２）アに対する回答
専門家育成、従業員育成を目的として、介護福祉手当について、現行 10,000 円から20,000円に改定致します。
議題（２）イに対する回答
複数の資格保持者については、各資格手当の総額について、50,000 円を上限として支給
致します。
議題（２）ウに対す回答
定期昇給につきまして、夏冬の業績評価をもとに、等級号棒に沿って昇給を実施致します。
具体的には S /A /B/ C/ D 評価を５/４/３/２/１とポイントに置き換え夏冬の合計が８ポ
イント以上は２号棒昇給、５～７ポイントは１号棒の昇給、それ以下は昇給なしと評価致し
ます。また、8 ポイント以上の人のなかで、特段の昇給が必要と判断する人については、別
途審議のうえ、昇給額を決定します。
また、過去に当法人が暴力的職員の圧力に屈し、人事評価の変更を行い、他職員の人件費
を削ってしまった事案に関しましては、当法人として深く反省しております。今後は毅然と
した態度で対処致します。
首都圏青年ユニオン連合会は、組合費が無料だからこそ、組合員が日に日に増加し、インターネット上において、圧倒的な拡散力を持っております。組合費が無料でなければ、拡散力は落ち、解決に時間を要してしまいます。
この拡散力があれば、ビラ配りを皆さんにお願いする必要もなく、仕事が終わってから集会をする必要もありません。労働組合として、組合員が場所的拘束を受けないような活動環境を構築していくのは当然のことです。電話会議が常識的な中で、また、コロナウィルスの中で、大切な入居者や我々の安全を冒してまで、対面での団体交渉を強く要求してくる千葉医労連や委員長を許してはいけません。引き続き、首都圏青年ユニオン連合会は、会社に対して要求するのではなく、組合員の方が最小の負担で最大の結果を得られるように、他の労働組合にも抗議し、持続可能な仕組みを構築しています。
千葉医労連のように、組合費（お金）をもらって、組合員以外の職員の職場環境を配慮しないのでは労働組合としての大義を果たせません。結果として、このような労働組合では、組合員を増やせておらず、組合員の負担も変わっておりません。我々は、健全な労働組合として、全ての職員が働きやすい職場を話し合って作っていきましょう。
今後も組合費無料で組合員を増やし、社会問題にしながら、職場環境を改善していきましょう
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