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労働委員会の決定にはどのくらいの効力があるのか?|首都圏青年ユニオン連合会,グローバルユニオン

有料の労働組合は、これまでも団体交渉がうまくいかなくても、組合員が減少の一途を辿る時代錯誤なものであっても、いつまで経ってものさばり続けています。

そして、伝家の宝刀の如き、「労働委員会の救済、決定」を錦の御旗としています。

法定内労働組合であれば、この救済決定だけは問答無用で勝ち取ることができます。

もちろん、この決定を取るだけで、2年かかりますので、労働者にとっては、どうでもよい話でしょう。つまり、法定内労働組合(有料の労働組合)は、2年もかかる、救済決定を勝ち取り、「我々が勝ち取った!」という、仕事をしている「ふり」を繰り返しています。

このように、これまでの労働組合は、この方程式で、仕事をしている「ふり」を繰り返し、誰も法定内労働組合の枠を出ようとせず、足並みを揃えていました。

しかし、我々、無料の労働組合の登場で、佐田社事件では、宮城県労働委員会の救済決定の直後に、水野氏の書いた小説が事実とは全く違うと組合員は激怒しました。

水野氏の書いた小説の結果、佐田労働組合は壊滅してしまうことになるので、まさに、宮城県労働委員会の決定が法定内労働組合にとって、完全に仇となってしまったのです。このように、誰が見ても、労働委員会の決定は「手段」であり、有料の労働組合の壊滅こそが「結果」といえるものです。しかし、このように労働組合を壊滅させてしまった「結果」について、当組合から水野氏に対して再三にわたり、説明やコメントを求めても、逃げ回るばかりで、労働者の声に答えようとはしません。まさに、宮城県労働委員会は、水野氏の行動を見る限り、労働者の声に答えることは使命ではないと考えており、「法定内労働組合」にのみ「救済の決定」を出すという仕事を機械的に繰り返しているるのでしょう。

すでに誰もが気づいていましたが、「労働委員会の決定」=「団交に応じなさいという命令」に過ぎないことが改めて明らかになりました。

張り子の虎であったことが露見したわけです。

私たち、法定超労働組合である首都圏青年ユニオン連合会は、労働委員会の決定の効力を歴史的に分析し、既存組合の「仕事をしているフリ」のいわばパフォーマンスこそがもっとも悪質なものであると考えました。

誤解を恐れずに言うならば、大した効力も、強制力もないような救済命令の決定を機械的に出し続ける労働委員会を活用し続けることは、有料の労働組合が意図的に繰り返す組合費の無駄遣い(組合専従者の仕事の創出)と税金の無駄遣いであると定義しました。

そこで、何の効力もない決定は発出できない新しい仕組みづくり、それは、労働者の誰も頼りにしていない労働委員会という存在を正しく認識してもらうことから始まることを働く皆様には是非とも知っていただきたいです。

お金の面でも、時間の面でも無駄のない「日本国憲法のみを根拠とした法定超労働組合」こそが極めて合理的で使い勝手の良い労働組合であることは火を見るよりも明らかです。

有料の労働組合である、佐田労組も千歳会もとっくに大勢を奪われ、あっけなく我々無料の労働組合との決着はついています。

それでもなお、組合費を搾取し続けるために、パフォーマンスとして、労働委員会の救済決定という紙切れを引き出すことに終始し、組合員の意識を逸らすことであたかも仕事をしているふりをしています。

これを悪質と言わずしてなんと言えばいいのでしょう。
労働者を騙しているのは誰なのか、皆さんよく考えてみてください。

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