残業代を計算する際に、含めてはいけない手当というものがあります。
【計算式】
1時間あたりの賃金額×時間外・休日・深夜労働をした時間×割増賃金率
ここで、大事なのは、「1時間あたりの賃金額」です。
労働基準法第37条5項・労働基準法施行規則第21条では、月の基礎賃金に含める手当と除外しなければならない手当があります。
◆基礎賃金の除外対象となる手当◆
家族手当、通勤手当、別居手当、子女教育手当、住宅手当、臨時に支払われた賃金、1か月を超える期間ごとに支払われる賃金
となっていますので、これ以外の会社ごとに設定されている手当は、基礎賃金に含まれることとなります。
地域手当や役職手当などは、基礎賃金に含まれることになりますので、残業手当の計算式に当てはめて計算してみましょう。
残業代を計算できます「残業代チェッカー」
以上の計算を行った結果、残業代の未払いがある方は、首都圏青年ユニオン連合会にご相談ください。